2017年11月12日

シャープ PEN

E-P5 + L39-m4/3アダプター + NOOKY-HESUM + Leica Summar 5cm

オリンパスPENでシャープPENを撮ってみた。
使ったレンズはLeica Summar 5cm F2で、それに近接アダプターのNOOKY-HESUMを使っている。

PEN E-P5への取り付けは、L39 - m4/3マウントアダプターを使う。
NOOKY-HESUMに沈胴したLeica Summar 5cm F2を取り付け、それをL39-m4/3マウントアダプターに付けてE-P5へ装着する。
ピント合わせはNOOKY-HESUMのヘリコイドで行う。

m4/3だと換算100mmの画角になるのでNOOKY-HESUMを使うと、そこそこの大きさで撮れるが、
今回は使っていないがデジタルテレコンを使えば更に倍率が上がる。


ぺんてる KERRY(万年CIL)

ぺんてる KERRYは、1971年に発売されたキャップ式のシャープペンシルだが、
万年筆をイメージした外観で、万年シルとも呼ばれている。
発売当初はKERRYという名称ではなく、後に付けられた。

材質は軸はポリカーボネート、ノックがステンレス、クリップは鉄、先金とローレットは真鍮、
キャップはアルミと多様な材料が使われていて、重さは22gである。


万年筆のようにキャップを外す

万年筆のようにキャップを外して使うという感覚が格別で、芯出しのノックの感触や、
剛性に溢れた使用感もケリーならではだが、現在も1000円前後で手にすることが出来るのも驚きである。


KERRYとPG1505

キャップを嵌めた時のカチっという音が小気味いい。
キャップを後ろ軸に嵌めるとペン側と連動され、ノックできる状態になる。
もちろんキャップを外したままでも使うことができる。

隣にあるのは1976年に発売された、ぺんてるの「製図用シャープペンシル PG1505」で、すでに廃番になっている。
PG1505はグラフシリーズの製図用シャープペンシルでは2番目に当たる。
外装は全て金属製で、材質は軸はアルミ、ノックがステンレス、クリップは鉄、先金とローレットと芯硬度表示窓が真鍮で、
持ってみると重心の低い、ずっしりした重さを感じる。
そして、クリップは取り外すことができるので邪魔になることがない。
これは長年使っているので、ローレットのメッキが剥げて真鍮の地金が出ている。


KERRYのペン先

KERRYのローレットは、1969年のメカニカMECのローレットを思い出させる。
それと、先に向けて細くなっている先金も美しい。


Leica Summar 5cm F2とNOOKY-HESUMは、これらのシャープペンシルよりずっと前のレンズと近接アダプターである。
長く使える道具は、実用的で美しい。

2 件のコメント :

れもん さんのコメント...

こんばんは^^
あれ、どこかで見たシャーペン・・・と思ったら、引き出しの中に入っているのと同じでした。
でも、ロゴは「Pentel5」で、色はブラウンメタリックです。
自分では買っていないので、多分、祖父が使っていたものでしょう。
ちなみに、1500円のシールが付いていました。
キャップは後ろに付いたままだったので、
まさか外せるとは思いもよりませんでした (^^;;
大事に使っていこうと思います。

Blues Walk さんのコメント...

こんにちは。
このシャープペンシル持っておられたんですね。
「Pentel5」のロゴだと初期型ですね。
色は今も5色あるようですよ。
当時で1500円だといい値段、今の方が安いですね(笑)

キャップは固く、しっかりと嵌るので、
外せるとは気付きませんよね。
シャーペンの芯は軸の後ろから、消しゴムはキャップの後ろですね。
軸は適度な太さで書きやすく、長く使えると思いますよ。