2017年10月22日

SHOWA #9 * 能 - Noh


1975年頃
大阪能楽会館での
大阪式能である



このころは薪能などの写真を
よく撮っていた



この大阪能楽会館も
今年末で閉館になるようだ



建物の老朽化のためのようだが
寂しく思う

Canon F1 or FTb
SUN ZOOM 70-210mm F4
EPSON GT-F740

8 件のコメント :

ふみ さんのコメント...

大阪能楽会館も閉館だそうですね。
私も今年初めて行って、もったいないなぁと思いました
どこかで新しく開館されるのでしょうかね?

1番4番のブレを活かした写真は幽玄というのか、怪しい雰囲気で凄いです。
私もこんな写真が撮りたかったけれど、上手くいきませんでした。
当時は撮影許可が下りたんですね?(私は撮影会だったから比較的自由でしたが・・・)

Blues Walk さんのコメント...

年末で閉館になるようですね。
能舞台は移転先を探しているようですが、どうなるんでしょうか。
市で外国人観光客の多い梅田スカイビルに移築して、
体験型の観光施設にするとか(笑)
文化意識の低い大阪市には無理でしょうね。

ふみさんが撮られたのは撮影会だったんですね。
このころは撮影も比較的緩やかでしたが、
囃子方で知り合いがいたので、招待されたりしていました。
比較的空いていたので、後ろの方の観客の少ない席で、
三脚を立てて撮っていましたよ。

こういう演技ものは難しいですね。
演目の内容を理解して、動きを予測できないとダメですね。
シャッターチャンスを逃してしまいます。
それとシテとワキだけで、 囃子方が入らないように撮るには、
場所が限られますよね。
なので、これらのショットも「橋掛かり」付近が多いです。
それと、フィルムでのスローシャッターのブレは神頼みです(笑)

れもん さんのコメント...

こんばんは^^
ここに来る前に偶然…、ホントに偶然にふみさんのアルバムを見ていたのですが、
同じ場所で撮られたのですね。
こういう舞台撮影は会場次第の難しさがありますが、
お二人とも素晴らしい作品をモノにされていますね。

この4枚では、何と言っても1枚目が飛び抜けているように思います。
スローシンクロのようなこの仕上がりは、
演者の動き・・・動と静とシャッターのタイミングが
シンクロしないと得られない傑作ですね!

REIJI さんのコメント...

今晩は。
ふみさんのおっしゃる通り見事なブレ描写ですね。
能の世界に引き込まれる写真です。
デジタルですと撮った後確認出来ますけど、フィルムだと経験値が必要ですね。


Blues Walk さんのコメント...

こんばんは。
ふみさんのアルバムを見てられたんですね。
時期は遥か昔ですが、同じ能楽会館ですよ。
ふみさんのラストのモノクロの能面の表情がいいですよね。

舞台撮影はシャッター音や視界を妨げないようにと、
制約されるので難しいところもありますよね。
F1のワインダーで連写(笑)などできないので、ワンチャンスでした。

1枚目はスーッと移動して、ピタリと止まる瞬間を見越して、
スローシャッターかバルブで撮ったと思いますが、
タイミングが巧く合ったのは良かったです。

Blues Walk さんのコメント...

こんばんは。
スロシャッターでブラして動きを出したり、
陰影で能面の表情を捉えたり、能の撮影は面白かったですよ。
このような能楽堂はライトが均一なのですが、
薪能では、薪の揺れる灯なので幽玄さが増しますね。

本当にフィルムでは経験値ですよね。
デジタルでは撮影結果を見ながら補正することができますが、
フィルムでは一発勝負ですよね。
その分、緊張感があって良いのですが、歩留まりが悪いです(笑)

ライチル さんのコメント...

40年も前の一発勝負のフイルム写真なのですね。皆さんがおっしゃるようにブレ感が幽玄さを醸し出し素晴らしいです。特に1番は表情と共にゾクリ!としました。ふみさんのも素敵でした。40年も前と同じ場所だったのですね。

Blues Walk さんのコメント...

この大阪能楽会館も年末で閉館ということなので、
昔撮ったのを思い出してフィルムスキャンしてみたんですよ。
このころは、よく能楽の写真を撮りに行ってました。

デジタルと違ってすぐ確認できなく、そのシーンも一回きりなので、
予測して後は勘が頼りです(笑)
1枚目はバルブシャッターで黒紙遮光だったかもしれませんね。