2016年12月31日

2016年12月29日

x162 * 格子

Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.
モノクロ変換:Lightroom

2016年12月27日

2016年12月25日

Canon F1 & Nikon photomic FTN:露出計


キヤノンとニコンは操作性が真逆なのも面白い。
キヤノンがライカ、ニコンがコンタックスをベースに開発を始めたからだろうか。

露出計でも考え方が違っている。
キヤノンF1の露出計はボディに内蔵されているが、ニコンFの露出計はファインダーに内蔵されている。
ニコンが露出計をボディに内蔵させるのは、F3になってからである。




キヤノンF1のファインダー脇のボディにある、四角の白い部分が露出計の採光窓である。
ニコンFは、FTNファインダーの上面に採光窓とメーターが見える。

この露出計位置のため外観や操作性が大きく変わり、キヤノンはトンガリ帽子のアイレベル ファインダーで露出計を使えるが、
ニコンはアイレベル ファインダーでは使えない。
露出計を使うにはフォトミックFTNファインダーが必要であるが、このファインダーが大きくてキヤノンF1のブースターTファインダーほどある。

2016年12月23日

Nikon photomic FTN:試写


Nikon F Photomic FTNとNIKKOR S.C Auto 50mm F1.4で撮ってみる。
フォトミックFTNの露出計は針が振れているが暴れるので、iPhone露出計を使う。
天気が良かったので、F8、1/250を基準にして、後は光を見ながら露出を変えていく。
久しぶりにフィルムで撮ると巻き上げを忘れていた。
習慣とは恐ろしい。

シャッター幕の不良や光漏れはなさそうである。
シャッターも大きな狂いはないようで、低速シャッターも動いている。
ファインダーは少しのゴミと、プリズムの小さな点状の腐食はあるが、見難いことはない。
露出計以外は正常なので、これからも使えそうである。


Nikon F Photomic FTN
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4


Nikon F Photomic FTN
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4


Nikon F Photomic FTN
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4


Nikon F Photomic FTN
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4


Nikon F Photomic FTN
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

2016年12月21日

Canon F1 & Nikon photomic FTN:マニュアル カメラ



懐かしさということだけで手に入れた、1968年製のNikon F Photomic FTN。
安価なのでジャンク品かと思ったが、それほどでもなかった。
ただ、FTNのメーターは不安定である。
FTNは露出計不良が多く、アイレベルに比べると人気がないようだ。

Nikon Fが1959年(昭和34年)、Canon F1が1971年(昭和46年)なので、F1よりも一世代前の機種になる。
Canon F1と同世代は、同じ年の1971年に発売されたNikon F2である。
ただ、Photomic FTNは1968年(昭和43年)発売なので、Canon F1とは時期的に近い。

ライカM3ショックの後、一眼レフではアサヒペンタックスが先行していたようだ。
子供の頃にテレビCMで見たペンタックスのキャッチコピー、「ボーエンだよ、ワイドだよ」が記憶に残っている。
キヤノン、ニコンの一眼レフのCMは記憶にない。




キヤノンとニコンは一眼レフで出遅れていた。
キヤノンはさらに出遅れていて、ニコンFが報道関係やプロ写真家に浸透していた頃、まだ試行錯誤の状況だった。
やっとF1で追いついたが、すでに浸透したニコンのシェアを覆すのは難しかったようだ。




両機種の露出システムは対照的で、露出計をニコンはファインダーに、キヤノンはボディに組み込みTTL開放測光を実現している。
共に時代を代表するカメラで、F1は洗練された精悍さ、フォトミックFTNは無骨な精悍さを感じさせ、
フルマニュアル一眼レフの代表機種と言える。

2016年12月19日

x160 * 'Round About Midnight

OLYMPUS PEN E-P5
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

レコードジャケットのように

2016年12月17日

x159 * Memories of you

Fuji X-E1
NIKKOR Q.C Auto 200mm F4
レコードジャケットのように

クラリネットの
柔らかい
音色が流れる

2016年12月15日

x158 * Somethin' Else

Fuji X-E1
Voigtländer S-Apo-Lanthar 85mm F3.5
レコードジャケットのように

2016年12月13日

レコードジャケットとポートレート



ジャケ買いというレコードの買い方がある。
ジャケットのデザインや写真が気に入って、レコードを買ってしまう。
30センチ四方のLPだからであって、CDではこうならない。
特に女性ボーカルのLPで、ジャケ買いになることが多い。
ジャケ写がいいと、収録されている曲も良いように思える。

2016年12月11日

2016年12月9日

2016年12月7日

x155 * 里山

Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.
雨の里山を
X1の深みのある
色が覆う

2016年12月5日

Leica X1:最長シャッター設定


X1にはISOオートの時に、感度が自動で切り換わるシャッタースピードの低速側の限界値を設定できる。
メニューから「ISOオート」の中にある「最長シャッター」を設定すればいい。

ただ、設定できるシャッタースピードは、1/8, 1/15, 1/30の3種類だけである。
つまり、最速の1/30を設定すればシャッタースピードが1/30未満になるとISO感度が上がり、
シャッタースピードを1/30にキープするようになる。
なのでISOオートが働いている時は、1/30より速いシャッタースピードになることはない。
換算36mmのレンズだから、これでもいいのかもしれないが、
もう少し速いシャッタースピードでキープしたい時もあるので、1/60と1/125が欲しい。
まあ、その時はシャッタースピード優先を使うか、ISOオートではなく高感度ISOにすればいいのだが・・・




Fuji X-E1でも「低速シャッター限界設定」で、 ISO 感度が自動で切り換わるシャッタースピードの低速側の限界値を設定できる。
設定できるシャッタースピードは、1/4, 1/8, 1/15, 1/30, 1/40, 1/60, 1/80, 1/100, 1/125, 1/160, 1/200, 1/250, 1/320, 1/400, 1/500と
小刻みで範囲が広い。
これはX-E1がレンズ交換できるからだろう。

X-E1はボディ側に手ぶれ補正がないので、フィルム時代の望遠レンズなどを使う時は便利である。
200mmならば、低速シャッター限界を1/200〜1/400に設定しておけば、手ブレを抑えることができる。

2016年11月30日

x154 * 柔らかい光の中に

OLYMPUS PEN E-P5
Leica Summaron 3.5cm F3.5


OLYMPUS PEN E-P5
Leica Summaron 3.5cm F3.5


OLYMPUS PEN E-P5
Leica Summaron 3.5cm F3.5


OLYMPUS PEN E-P5
Leica Summaron 3.5cm F3.5


OLYMPUS PEN E-P5
Leica Summaron 3.5cm F3.5

2016年11月28日

OLYMPUS PEN E-P5:Summaron 3.5cm F3.5

Pen E-P5 + Leica Summaron 3.5cm F3.5 + Kenko 22mm UV

ズマロンといえば、最近「ライカ ズマロンM F5.6/28mm」が発売された。
これは1955年から1963年まで製造されたスクリューマウントの「ズマロンF5.6/2.8cm」の復刻モデルである。

このE-P5に付けているズマロンは35mmである。
28mmはF5.6と暗いレンズであるが、35mmはF3.5と少し明るくなっている。
Summaron 3.5cm F3.5はL39(スクリュー)マウント、フォーカスは回転ヘリコイドなので、少し使いにくいが描写は素晴らしい。
マウントアダプターはコシナの「VoightLander マイクロフォーサーズアダプター VMマウント用」を使っている。


Pen E-P5 + Leica Summaron 3.5cm F3.5 + A36フィルター

フィルターはA36のカブセ式だが、レンズの際にネジが切られていて、
そこに22mm径のフィルターを付けることができる。


Pen E-P5 + Leica Summaron 3.5cm F3.5 + FIKUS

Summaron 3.5cm f3.5のフードはFOOKH。
けれどズームフードのFIKUSも最短に縮めると35mmのレンズに使える。
E-P5では換算70mmなので、フードを50mm位置に伸ばしても大丈夫である。


Pen E-P5 + Leica Summaron 3.5cm F3.5

シルバーのE-P5に付けると、ブラックのX-E1に付けた時とは違ったイメージになる。
このシルバーの組み合わせがいい。

2016年11月20日

Leica X1:ボディの厚み


Leica X1は半円と直線のシェイプを採用して、バルナックライカに近い形状にしたそうだ。
特に注目したいのは、ボディの厚みである。
バルナック型のIIIcの底部を実測してみると29mmあるが、X1も全く同じサイズの29mmになっている。
合わせてみると側面の丸みも含めてピタリと一致する。



ちなみにPen E-P5とFuji X-E1の底部も29mmなので、
やはり、フィルムカメラのボディの厚みが手に一番馴染むということだ。
このボディの厚みは、もちろんフィルムのパトローネの直径から決まるものだろう。
けれどM3では厚みが増し、デジタルのM型では更に厚みが増してしまった。
APS-Cセンサーだから、この厚さにできたのか。
それともレンズ一体型だから、この厚さにできたのか。

2016年11月18日

2016年11月16日

x152 * 樹下にて

Fuji X-E1
Leica Summaron 3.5cm f3.5

ズマロンとズマールの
光の感じ方は違うようだ
どちらが良いというわけでなく
どちらも味わいがある

2016年11月14日

x151 * 薔薇苑

Fuji X-E1
Leica Summar 5cm F2 
アジェの時代

ウジェーヌ・アジェ
役者、画家を経て写真家となる
絵の資料として
画家に写真を売り生計を立てる

建物を撮る時に
人や馬車がじゃまになるので
撮影は朝が多かったようだ

2016年11月12日

Fuji X-E1:ズマールとズマロン



SummarとSummaron、この時代のレンズは、実に魅惑的だ。
Fuji X-E1と組み合わせ、モノクロームで撮ると銀塩の世界が蘇る。
絞りを開くと甘く、絞ると鋭く、ウエットで空気感がある。
今のレンズでは味わえない描写をしてくれる。

2016年11月10日

x150 * 紅葉


紅葉
KOYASAN

Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.


Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.


Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.


Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.


Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.

2016年11月8日

x149 * 11月の紫陽花

OLYMPUS PEN E-P5
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95


OLYMPUS PEN E-P5
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95
Color Efex Pro 4:フォトスタイル(ラセット)

OLYMPUS PEN E-P5
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95


OLYMPUS PEN E-P5
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95
Color Efex Pro 4:フォトスタイル(ラセット)

OLYMPUS PEN E-P5
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95
Lightroom調色

2016年11月7日

OLYMPUS PEN E-P5:Voigtlander NOKTON 25mm F0.95



2010年発売の「Voigtlander NOKTON 25mm F0.95」はマイクロフォーサーズマウントのマニュアルフォーカスレンズである。
金属とガラスの塊という質感でズシリと重く、フィルム時代のレンズを彷彿とさせる。
レンズ先端に絞りリングが付いているが、TypeⅡになって「絞りクリック切換え機構」が追加され、
クリック音を発生させず、絞りリングを無段階で開閉させることが出来るようになっている。

このレンズは光の描写や影のグラデーションなどをよく捉えてくれるので、
じっくりと構えて絵作りをしたい時に使うことが多い。
それと開放絞り付近の滲みが絶妙だ。
最短距離も17cmと短いので、準マクロレンズのように使えるのも便利である。

レンズフードは純正品が同梱されているが、「ライカ風代替金属水平メタルフード52mm」を使っている。
このフードは六つ穴の水平タイプであるが、このレンズのデザインに似合っていて精悍な風貌になるようだ。
内部に溝があるので、純正の52mmレンズキャップを取り付けることができるが、
先端にも溝が付いているので、純正の67mmフードキャップも取り付けられる。

2016年11月5日

OLYMPUS PEN E-P5:ペンというカメラ



3年前のモデルだが、使いやすいカメラである。
このシリーズのフォルムを継承していて、突起部の少ない平坦なデザインが気に入っている。
PEN-FよりもE-P5のスタイルが好きだ。